コードバン

コードバン

革のダイヤモンドと称される、コードバン

希少性/1頭から採れるコードバンの量はごくわずかで、サラブレッドやポニー等の通常知られている馬からは採れません。ヨーロッパ地方で食肉用としてごく少量生産されている農耕馬からのみ副産物として採ることができますが、代用馬での生産もされています。農耕馬自体は年々生産量が低下し、入手困難な素材です。

コードバンの特徴

一般的な皮革はコラーゲン繊維が絡み合いながら横に走っているのに対し、コードバン繊維は整然と縦に並んでいる。コードバン層はこのコラーゲン繊維の断面が表面組織となっている為、綿密です。 従来の革は『床』と呼ばれるベースの上に『銀面』と呼ばれる表革が張り付いている2層構造なのに対し、コードバンは『床』であるコードバン層のみを使用する単層構造です。

日本でコードバンに 『アニリン染め』 が
出来るのは”レーデルオガワ”だけ

アニリン染めで染色するコードバンは塗料を使用しない為、コードバンが本来持っている自然な表情と風合いが楽しめます。そんなアニリン染めが出来るのは国内で 『レーデルオガワ』 だけ。 使い始めは落ち着いた光沢感だが、使い込む程に艶やかさが増していき、経年変化により徐々に透明感溢れる美しい光沢になります。

油入れ(再加油)

オイルに漬けた革をヘラとお湯によって伸ばす工程。
経験を積んだ職人さんの腕により、繊維を壊さず、絶妙な力加減で均等に伸ばしていきます。最後の磨きにまで出来が左右される最も重要な作業です。

自然乾燥

外気に触れさせながら乾燥させることで、革に独特の締まりが生まれます。
時間が掛かっても、自然乾燥させることにより革に適度な水分を残します。

シェービング

革の中に隠れている『コードバン層』を削り出す作業。
削り過ぎてしまうと当然使い物になら無い為、熟練の技が必要です。

グレージング

機械の先端についた瑪瑙(めのう)で摩擦し、その摩擦熱でコードバンを焼くように磨いていきます。
縦に林立しているコードバンの繊維を、瑪瑙で横に寝かしつけることにより、艶を出していく作業。何人もの職人さんの手を経て、丁寧に磨き上げられ、この後染めの工程へ。

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