ボタニカルレザー

ボタニカルレザー

100%天然染料の草木染め

約150年ほど前の発明以来、主流となっている化学染料。安価で色も安定している化学染料染は製作者にとっても便利なもので、昔ながらの「草木染め」の技術はどんどん衰退しています。近年、草木の煮汁の中に5-10%の化学染料を混ぜる草木染めも登場しました。5-10%というと少しに感じるかもしれませんが、力関係でいうとほぼ100%化学染料の色といって良いでしょう。

いま環境に配慮した「草木染め」が再び注目を集めています。
"ボタニカルレザー"は、化学染料を混ぜる草木染めとは違います。化学染料を使わない、正真正銘100%の天然染料だけを使用した「草木染め」で革を染めています。

命ある色を染める

草木染めは染料の濃度、工房の外と中の温度差、染めの時間、そして染める革の動かし方など様々な要素が複雑に組み合わさりその色を表すため、同じ染料で染めても色は全く違ってきます。

また、原料となる植物や木は、今日と2週間後に撮ったものでも違いますし、今年と来年でも違います。つまり同じ色に2度と出会うことはないのです。いわば一期一会。それも草木染めの魅力の一つと言えるでしょう。

BL-WT1 ボタニカルレザー(白タンニンレザーベース)

牛のホワイトタンニンレザーをタイコ染色や刷毛染めで染め上げたシリーズです。柔らかい風合いが特徴です。 別注色として、絞り染めなどを施すことが出来ます(要相談)

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