バケッタレザー

バケッタレザー

時間が経つほど美しい、イタリアの職人技

牛脂、魚脂、植物油など特別に配合したオイルを革の芯まで染み込ませることで生まれる、バケッタならではのしっとりとした手触りが特徴です。時間が経つほどに美しい艶が生じエイジングの豊かな表情を楽しむことができ、耐久性もあります。クロムなめしとは違い、圧倒的な手間と時間をかけ、本革の表情をそのままに表現する革らしい革です。自然から譲り受けた証として生きていた生活痕やトラ、血筋がありますが、それこそが唯一無二の表現となります。


蘇った伝統のバケッタ製法

バケッタ製法とは、1000年近く前から受け継がれるイタリアの伝統的な製法です。時間と手間がかかるため継承が一度途絶えてしまった製法ですが、良い所はそのままに、さらに改良を重ねて蘇りました。100%タンニンなめしの特別な加脂による製法は、限られた熟練の職人によってのみ手作業で行われています。


MAREMMA (マレンマ)

イタリアの職人『コンチェリア・プッチーニ・アッティリオ』によるバケッタレザー。イタリアのマレンマ(トスカーナ州)で作られています。上品な艶ありオイルプルアップレザーで、硬さと張りがあります。フランス・北欧の高品質牛原皮を使用しています。


『コンチェリア・プッチーニ・アッティリオ』とは

イタリア植物タンニンなめし革協会発足メンバー。 トスカーナのタンナーであり、職人であり、植物タンニン鞣しのテーラー。『コンチェリア・プッチーニ・アッティリオ』の仕事は単なる産業ではなく、家族で受け継がれてきた歴史です。

創業者であるアッティリオ・プッチーニは、昔ながらの植物タンニン鞣しに魅了され、環境に優しくまた、革本来の表情を活かす手法を確立しました。他に類を見ないその手法は、今日でも大切に次の世代へ受け継がれています。

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